2024/10/06 10:17:00| カテゴリ: 不動産のこと
最近、弊社が加入している宅建協会から売主様、買主様にインスペクションを説明するように言われています。

売主様へ
信頼性の向上: インスペクションを実施することで、物件の状態に対する透明性が高まり、買主からの信頼を得やすくなります。これにより、交渉がスムーズに進む可能性が高まることがあります。
トラブル防止: 物件の状態を事前に把握し、問題があれば売買契約前に対処することで、契約後のトラブルを未然に防ぐことができることがあります。
売却スピードの向上: 買主が安心して物件を選ぶことができるため、売却が早まる可能性があります。

買主様へ
安心感の向上: インスペクションにより、物件の状態を事前に把握できるため、購入後の予期しない修繕費用などのリスクを軽減できることがあります。
価格交渉の材料: インスペクションの結果をもとに、必要に応じて修繕費用を考慮した価格交渉が可能になることがあります。
長期的なメリット: 購入前に物件の劣化箇所を把握することで、将来の維持管理や修繕計画を立てやすくなります。

デメリット
インスペクションは建物の健康診断であり精密検査ではありません。あくまでも目視検査ですので、壁の中や柱、梁等の主要構造部等の検査ができない可能性があり、引渡し後に構造部等の腐食や雨漏りを発見んする場合があります。